前回はこちら:
クリスタの「リ」|リサイズ・レイヤー整理・書き出し前チェック編
今回の「ス」は、セリフ・吹き出し・文字演出の回です。
AI画像や素材を用意できても、ページとして読ませる段階で止まる人は多いです。
- セリフをどこに置けばいいか分からない
- 吹き出しを置くと顔や重要部分が隠れる
- 文字が小さくて読みにくい
- ページごとにフォントや位置がバラバラになる
- 書き出したあとにセリフ抜けに気づく
このあたりで止まると、画像はあるのにCG集として完成しません。
この記事では、クリスタ初心者向けに、セリフ付きCG集ページを最低限読める形に整えるための考え方とチェックリストをまとめます。
この記事で扱うこと
- セリフを入れる前に決めること
- 吹き出しを置く位置の考え方
- 読みにくくなる文字のパターン
- ページごとの統一ルール
- 書き出し前のセリフ確認
逆に、次の内容は扱いません。
- 高度な漫画演出
- プロ漫画家向けのコマ割り
- 成人向けの露骨な表現
- クリスタの全機能解説
目的は、まず完成まで持っていくことです。
まず無料で確認してほしいこと
セリフ入れで失敗する原因は、文字そのものではありません。
多くの場合、次の3つです。
1. セリフを入れる場所を決めずに作業を始める
2. 画像の見せたい部分を隠してしまう
3. ページごとのルールが決まっていない
特に初心者は、1ページずつ気分で作ってしまいがちです。
その結果、
- 1ページ目は左上
- 2ページ目は右下
- 3ページ目は中央
- フォントサイズもバラバラ
- 吹き出しの形もバラバラ
となり、読者が読みづらくなります。
無料チェック: セリフを入れる前の5項目

作業前に、次だけ確認してください。
1. そのページで見せたい顔・手・構図はどこか
2. セリフを置いても隠してよい場所はどこか
3. 文字サイズは全ページで同じにするか
4. 吹き出しの形は何種類までにするか
5. 書き出し前にセリフだけ確認する時間を取るか
これを決めるだけで、あとから直す量がかなり減ります。
ありがちな失敗
失敗1: 文字が主役を隠す
AI画像やCG集ページでは、絵の見せたい場所があります。
そこに吹き出しを置くと、ページの価値が落ちます。
セリフは大事ですが、主役を潰してはいけません。
失敗2: ページごとに文字サイズが違う
1ページだけ見ると気づきにくいですが、通しで読むと違和感が出ます。
文字サイズ、フォント、行間は、先に基準を決めた方が安全です。
失敗3: セリフが長すぎる
1つの吹き出しに長文を入れると、読む前に疲れます。
長いセリフは分割してください。
失敗4: セリフ抜けに気づかない
画像、リサイズ、書き出しに気を取られると、セリフ抜けを見落とします。
最後に、画像ではなく文字だけを見る確認時間が必要です。
ここから先で渡すもの
ここから先では、次をまとめます。
- クリスタでセリフを入れる前の準備
- テキストツールの最低限の設定
- 吹き出しをレイヤー管理する方法
- ページ管理画面でセリフ抜けを減らす見方
- 書き出し前のクリスタ内チェック手順
- そのまま使える作業メモテンプレ
購入前に合わない人も書いておきます。
- クリスタ上級者
- 漫画演出を本格的に学びたい人
- プロ向けのコマ割り技法を探している人
- セリフなし作品だけを作る人
この記事は、初心者がクリスタでセリフ付きCG集ページを完成まで持っていくための実務メモです。
